診療施設案内
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医療機器
●センチュリオン ビジョン システム
●光干渉断層計(OCT)
●アルゴンレーザー光凝固装置
●YAG・SLTレーザー装置
●オクトパス静的量的視野計
●光干渉眼軸長測定装置
診療案内
1. 見えにくい、かすむ、ぼやける 【白内障】
白内障が原因で目の中の水晶体が濁ってくると、度数の合っているメガネを掛けていても見えにくく、霞んで見えます。
症状の程度や進行速度は人によって個人差があり、高齢者や糖尿病患者の方などが白内障になり易いとされています。
初期段階であれば点眼治療で進行を抑えることができます。日常生活に不自由を感じた時はお気軽にご相談ください。
2. 視野が狭い 【緑内障】
緑内障は眼球内の液体が増え、眼球内の圧力(眼圧)が高くなることから視神経が圧迫され視野が欠けてしまう病気です。悪化するまで自覚症状がほとんどありません。
早期発見と進行抑制の治療が最も大事になります。
40歳を過ぎたら定期的に眼底検査を受けるように心がけましょう。
3. 黒い物が飛ぶ 【飛蚊症・網膜剥離】
飛蚊症とは糸くずや黒い虫のようなものが動いて見える状態の事です。
これは目の内部にある硝子体が混濁することによって起こるとされています。
形や大きさは個々様々で、視線を動かすと追いかけてくるような動きをする場合もあります。
飛蚊症には生理的なものと、病的なものが原因の場合があります。
生理的飛蚊症の場合は治療の必要はありませんが、病的なものの場合、網膜剥離の前兆であることもありますので、早期の受診をおすすめします。
4. 歪む 【加齢性黄斑変性症】
加齢黄斑変性とは、モノを見るときに重要なはたらきをする黄斑という組織が、加齢とともにダメージを受けて変化し、視力の低下を引き起こす病気のことです。
最も関連性の高い要因として、加齢と喫煙が挙げられ、男性に多い病気です。
主な症状は、歪んで見える、視野の中心が暗くなる・欠ける、色がよくわからない、見たいものがはっきり見えない、などがあげられます。
加齢黄斑変性は、糖尿病網膜症、緑内障とともに、失明を引き起こす病気として注意が必要です。
5. 痒い、赤い、痛い、目ヤニ 【アレルギー・結膜炎】
上記の様な症状は目の表面に花粉などのアレルギー反応を引き起こす物質が付着して生じる場合と、細菌やウイルスが原因で炎症を起こす場合があります。
症状が重くなる前にご相談ください。
6. 目がショボショボする、疲れる 【ドライアイ・マイボーム腺機能不全】
涙は目の表面を乾燥や異物・細菌等から保護し、栄養補給や創傷治癒等の役割を担っています。
上記の症状がある場合、ドライアイの可能性があります。
ドライアイは、目を守るのに欠かせない涙の量が不足したり、涙の質のバランスが崩れることによって涙が均等に行きわたらなくなり、目の表面に傷が生じる病気です。
また、眼のうるおいを保つ油分を分泌する皮脂腺であるマイボーム腺に異常が起きることでも上記症状がみられることがあります。
7. 近視 【メガネ・コンタクトレンズ・オルソケラトロジー】
「近視」とは、眼に入ってきた光線が、網膜より前で焦点を結んでいる状態のことで、近くのものははっきりと見える一方、遠くのものはぼやけて見えます。
通常近視は凹レンズ、遠視は凸レンズのメガネやコンタクトレンズを使い、矯正します。
また、当院では手術のいらない視力矯正治療『オルソケラトロジー』を導入しております。
この治療は特殊な形状が施された、高酸素透過性の専用ハードコンタクトレンズを夜寝る前につけて、就寝中にレンズが角膜の形を正しく変化させ、裸眼視力を矯正するという矯正方法で、朝起きたらはずします。それにより翌朝レンズをはずした後も、角膜の形状が矯正された状態を一定時間維持できます。特にお子様がされる場合はご家族の協力と理解が必要です。
オルソケラトロジーは保険適用外ですので詳しくはご相談ください。
また、小児期の近視の進行を軽減させることを目的とした低濃度アトロピン治療も行っております。
ご興味のある方はご相談ください。
8. まぶたの痙攣 【眼瞼痙攣】
眼瞼痙攣(がんけんけいれん)はまぶたがピクピクと動いてしまう病気です。
悪化すると、きちんと眼を開けることが難しくなります。
症状については軽度のものから重度のものまで様々ですが、症状がひどい場合は当院ではボトックス治療を行っていますので、詳しくはご相談ください。